久しぶりにTwitterのプロフィールを見返していたら、Tips(投げ銭機能)が実装されていましたので、ビットコインによる投げ銭を受けられるようにする方法を紹介します。
また、ビットコイン送付時の手数料に関する注意点についても紹介します。
※本記事の情報は記事投稿時点でのものであり、今後変更になる可能性があります。
Tipsを有効にするために必要なもの
Tipsを有効にするためには、Twitterアカウント以外に、以下の準備が必要です。
- ビットコインアドレス(暗号資産取引所の口座開設)
- スマートフォンまたはタブレット(Android / iOS)
ビットコインアドレスの取得が必要
ビットコインを送付してもらうためのアドレスで、銀行でいうところの口座番号のようなものです。coincheckなどの暗号資産取引所に口座開設することにより、取得することが出来ます。
以下、口座開設出来ているとして、coincheckでのビットコインアドレス確認方法です。
スマートフォンまたはタブレットが必要
2022/1/9現在、Tipsを有効にするメニューは、WebブラウザーのTwitterには表示されません。
AndroidまたはiOSのTwitter公式アプリのみでの表示となります。
Tipsを有効にする手順
Tipsを有効にする手順を画像を使って説明します。(画像や文言はAndroidのものですが、iOSもほぼ同じなので迷う事は無いと思います。)
- 手順1プロフィール編集メニューに入る
プロフィール画面から、「プロフィールを編集」をタップします。
- 手順2“Tips”をタップ
プロフィール編集画面に入ったら、”Tips”をタップします。
(画面サイズによっては見切れている場合もあります。その場合は下のほうまでスクロールすると”Tips”が見つかると思います。)
- 手順3Tipsのポリシーに同意
Tipsのポリシーに同意するように求める画面が表示されるので、ポリシーを確認し、「同意する」をタップします。
- 手順4“チップを許可”をオン
初期は”チップを許可”がOFFになっているため、タップしてONにします。
ONにすると、”その他お支払いオプション”が表示され、その中に”Bitcoinアドレス”も表示されます。
- 手順5ビットコインアドレスを入力
“Bitcoinアドレス”をタップすると以下の画面が表示されるので、coincheckなどの取引所で発行したビットコインアドレスを入力してください。
入力後、”保存”をタップ
- 完了プロフィールページにアイコンが追加表示される
プロフィールページまで戻ると、アイコンが表示されるようになります。これで設定は完了です。
(アイコンが表示されない場合は、一度プロフィールページを出て、再度プロフィールページを表示すると、正常に表示されることがあります。)
上記設定を終えると、自分のプロフィールに追加されたアイコンが、他の人からも見えるようになります。
参考までに、ビットコインを送付してもらう際の簡単な手順は以下になります。
アイコン をタップ(①)すると、画面下部からポップアップが表示されます。
ポップアップ内の”Bitcoinアドレス”をタップ(②)してもらうことで、先ほど設定したビットコインアドレスがクリップボードにコピーされます(③)。
これで他の人にビットコインアドレスを知らせることができ、取引所経由などでビットコインを送金してもらうことが可能になります。
注意:ビットコイン送金時の手数料が高額になる場合も
海外版では検証していませんので分かりませんが、少なくとも日本版においては、TwitterはビットコインアドレスをTwitterプロフィール上で公開できるようにした、という事までしか行っていません。
実際の送金処理は暗号資産取引所が行うことになります。
そして、暗号資産取引所間のビットコインアドレスへの送付処理には、手数料がかかります。
※Twitter社は、Twitter社では取引手数料を取らない、という事をうたっていますが、そもそも実際の取引処理をしないのですから、当然と言えるでしょう。
取引所からビットコインを送金する際の手数料は、取引所によって異なりますが、けっこう高額になることがありますので注意が必要です。
例えばcoincheckから他の取引所への送金手数料は、0.0005BTCです。
0.0005、と聞くと少額のようにも感じてしまいますが、2022/1/9現在、1BTC=490万円ほどですので、0.0005BTCは2,500円くらいになってしまいます。
超高額、例えば100万円の投げ銭だったら、2,500円はそれほどの割合ではないかもしれませんが、少額の投げ銭、例えば500円だけ投げ銭するのに手数料2,500円というのは、さすがに割に合わないでしょう。
なお、上記例は他の取引所へ送金した場合の手数料であり、同じ取引所同士のやり取りの場合は、手数料が無料になったりすることもあるようです。その場合は少額の投げ銭にも活用できるかなと思います。
※他の方法で暗号資産の投げ銭を受けられるようにする方法もありますので、よろしければ以下もご覧ください。
まとめ
Twitter Tipsの設定方法について紹介させて頂きました。
紹介はさせて頂いたものの、少なくとも日本の環境においては、口座開設のハードルや、手数料などの問題もあり、利便性的に発展途上で、普及するのはまだ先なのでは、と思います。
とはいえ非常に面白い機能だと思いますので、今後の発展に期待です。
そんなところで、ご覧頂きありがとうございました。
※本記事の情報は記事投稿時点でのものであり、今後変更になる可能性があります。
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